通勤電車のストレス解決の選択肢1

キャリアチェンジ

通勤電車が辛い

UnsplashJackie Alexanderが撮影した写真

医師から処方されていた軽めの安定剤と、いつもの整腸剤も飲んで出勤する。

ずっと休職していたし、適応障害からやっと回復した時期でもあり、久しぶりの電車通勤は辛かった!(しかも以前は自転車通勤だったし!)

仕事が始まったのが4月

私のように満員電車に不慣れな学生や新入社員さん達なのか、体調不良者の救護のため電車がよく止まる。


30分くらい乗ってれば着くはずのところが1時間閉じこめられることが時々あった。 

「えー!こんなのずっとあるの?」

体がもたない・・・

それだけではない。帰りも緊急停止ボタンが押されて度々止まる

仕事は18時半に終わるのに、自宅に着くのは20時近く。それから夕飯を作らなくてはいけない。

仕事開始早々「こりゃダメだ、体がもたない…」と、辞めて家の近くで働こうかと考えた。

しかし、夫は、「せっかく決まったのに辞めるのはもったいない。」と、難色を示した。

リモートワークの夫も最初は夕食づくりをサポートすると言っていたが、結局残業が増えてそれはナシになった。

「もうダメだ…」

ただ、近所で仕事となると、時給をふくめピッタリくる仕事がなかなか無い。

キャリアコーチにも「体力が限界です。もたないかもしれません。」とメールで弱音を吐いていた。

コーチからは、大変でしたね。ゴールデンウィークにゆっくり休んでから考えましょうと返事がきた。

でも、仕事は楽しい

でも、仕事は楽しかった。

こんなに夢中になれる仕事は今までなかったし、指導係の人は優しく仕事場の雰囲気はすごく良かった。

「こんな職場、なかなかないよな…」

うーん迷う、かなり迷う。

私はゴールデンウィークの4日間を使って、今後のこと、自分はどうしたいのか、を考えることにした。

人はあっという間に死ぬから

ゴールデンウイークに入ってから、気晴らしに家族で秋葉原へ出かけた。

電車は割と空いており、あの通勤電車がうそのようだった。

電車の壁に本の広告が貼ってあり、ふと目が行った。

「人はあっという間に死ぬから」

と書いてあった。

51歳になろうとしている私には「うんうん、そうよねェ・・・」と身につまされる思いがした。

秋葉原で家族とは別行動。なぜなら、夫と息子は趣味人で、秋葉原に行くとかなり時間がかかる。

私は神田明神にお参りに行き、神田明神内のカフェでゆっくり過ごすことにした。

本が気になる

神田明神のカフェを後にし、夫との待ち合わせのため本屋に居た。

例の電車で見た「あっという間に人は死ぬから」の目次を見てみる。

「うーん。なかなか良さそうだぞ・・・?」

その時たまたまオーディブルの無料体験が1か月あったのを思い出し、検索してみる。

「あった!」

オーディブルで聴いてみる

「あっという間に人は死ぬから」をオーディブルでむさぼるように聞き、ワークを夢中でやった。

適応障害になってから、自分の棚卸はたくさんやったはずなのにブレブレになっていた。

そんな私に、この本は違う視点を与えてくれた。

違う視点で考える


本を聴いて、通勤を違う視点から考えてみた。

1.電車で音楽を聴いたり、youtubeを見ながら勉強して自分時間にしてみる

2.駅まで歩く道のりを、音楽を聴きながら歩いてみる。
某お気軽ジムに行くよりも自然と運動になるな

3.ちょっと嫌なことがあったくらいで、貴重な経験をあきらめるのはもったいない


ゴールデンウィークが終わるころには、気持ちに変化が起きていた。

タイトルとURLをコピーしました